切り抜き動画、始めました

動画に関するあれこれを辛口(気味)にお話ししていきます

諦めた?岡田斗司夫切り抜き

岡田斗司夫さんの切り抜きチャンネルをやっていました!

正確に言うとまだやっているつもりです。
でも、3月に始めたチャンネルでありながら、この2か月更新がないです。これはやめた、諦めた・・・っていう部類にはいるかな。

どうして岡田さんなのか?どうして今年の3月っていう遅いタイミングで始めたのか?どうして諦めつつあるのか?この辺のことを書いていきたいと思います。

 

1.唯一の楽しみは岡田斗司夫っていう時代

僕にはそんな時代があったのですw
この話はもう1つやっている、愚痴ばかりの陰々鬱々とした方のブログがばれてしまうのであっさりと書くことをお許しください。

ニコ生岡田斗司夫ゼミが始まったはたしか2011年の話だったかと思います。

当初は月1でやがて毎週になっていったわけですが、すぐにはまりました。
そもそもBSマンガ夜話などで岡田さんの事を知っていたのですが、話の面白さがたまらなくて、しかも自分があたかも物知りになったかのように錯覚させられる心地よさもありました。

僕のネット歴はまあまあ長いです。

パソコン通信ってのも経験しているし、配信っていうやつだとYahoo!メッセンジャー時代、ニコ生、YouTubeときているわけです。

ネットに詳しい方だとYahoo!メッセンジャーの後にはポッドキャストだったりピアキャスだったり他のサービスはどうしたんだ?ってなるかもしれませんが、僕は定期的にネットに飽きてもいるのですよwそういやmixiもやっていませんし。

ネット熱が上がっては下がって、時々消えては、また上がって下がって・・・

そんな風に上がり下がりを繰り返しながら、ネット創成期(そんな昔はやってないw)から、黎明期を経て、ネット隆盛期に辿り着いた次第です。今となっては生活に欠かせないものになりましたね。

2011年は、僕はネットに飽きる時代に突入していました。

2ちゃんが面白くなくなりつつあった時代だったし、ニコ動は少し思ってたのと違うって感じ始めていたたし、ニコ生には将来性があったし、いくつかおもしろい配信を見てもいたけど、なんかつまんないな~ってなっていたのです。

そんな中で会ったのが岡田斗司夫ゼミでした。

ま、実際にはとあるアーティストさんの生配信にドハマりして、それから随分と長い期間推し活をしていたのでで、「唯一」ってのは間違いですが、そのアーティストさんの話をこのブログでは絶対にしないので、唯一とさせていただきました。

ま、ま、2011年はそんな運命の年だったのです。

どうして岡田斗司夫ゼミにはまったのかなどは、番組の内容などを詳細に書いていくことになるので、それはまた別の話とさせてください。

話は戻ります。

僕はとある理由で自由の少ない生活をしていました。
それでも時間がたくさんあったので、ネットなどを楽しみに生きていたのですが前述した通りにネットに飽きて、やることがない、楽しみがない・・・そんな状態に陥っていました。そして、何かしらの理由がないと自分の部屋に行けない、自分の時間として使えない・・・そんな不思議な日々でもあったんです。

そんな中、日曜日の岡田斗司夫ゼミの日だけは自分の時間として許可をもらっていたんですよ。堂々と使える時間として。だからはまっていったってのもあるんですよね。

もちろん刑務所に入っていたわけでもなんでもないので、自由な時間はあったのですが(例えばそのアーティストさんに関する時間とか)、決まった日時に決まった長さの時間をもらえるのはそれだけったということです。

なので、岡田斗司夫ゼミには思い入れも強いのです。

2.タイミングが悪かった切り抜き解禁日

それから10年程経過して昨年の5月頃に岡田斗司夫さんは切り抜きを解禁しました。

ひろゆきの切り抜きがYouTubeを席巻してから1年程経過していたでしょうか。切り抜きというものに興味をもちはじめていたし、僕自身、とあるYouTuberの方の動画制作をお手伝いすることになり、2か月程動画編集の練習をしていた頃でした。

僕自身は何のおもしろみもない人間だし、動画に出てよい顔面じゃないし、声でもない。でも、YouTubeで何かしたいな~って気持ちはあって、動画編集をやるようになっていたのもあって切り抜きに目をつけていたんですね。

「けっしてお金儲けが目当てじゃない」

のですよ・・・
これは理解してもらえないかもですが、好奇心の方が大きかったです。当時は。

今は事情が変わってほんの少しでもお小遣いになればって気持ちもプラスされてはいるんですけどねw

岡田斗司夫さんの切り抜き解禁のタイミングと同時に飛び付きたかったんです、ほんとは。

それが、その頃我が家では僕の親父が体調を崩して入院していたんです。
状態が凄く悪いってわけではなかったのですが、年齢的な事もあり、病院への入院と施設への入所を繰り返す感じでした。何があるかわからない・・・ま、そんな感じだったんですね。

僕自身、時間を見つけたら動画編集の練習をしたりはしていたのですが、家の事で手一杯というのが実情でした。ちょうど1年前くらいに親父は肺炎を患い、少し時間をおいて他界しました。

何かを新規でやれるような状態ではなかったんですね、詳しくは書けませんが。動画編集の依頼は知り合いからだったので、途中お休みをもらうこともできましたしなんとかできたのですが。もちろん切り抜きをやっていても自分の匙加減でなんとでもできましたが、親父の病状の悪化でやめざるをえなかったでしょうね。

岡田斗司夫の切り抜きは受ける!

そう思っていた通り、ひろゆき同様にこの1年でYouTubeを席巻しましたね。僕がやっていても鳴かず飛ばずのチャンネルだったと思いますが、それでも悔しい思いはしたかもですね。それからうまくいかなかったことを親父のせいにしたかもしれません。

ま、一言で言うと、家の都合で新たに何かを始められる状況ではなかったということです。

3.岡田斗司夫切り抜きのススメ!

諦めつつあるのに、ススメるってどういうことなんでしょうねw
ただ、岡田斗司夫さんの切り抜きすることはかなりオススメです。収益化という観点はおいといてではありますが。その理由をいくつかあげていきます。

①とにかくおもしろい!

岡田斗司夫ゼミはとにかく面白いです!
オタキングの異名の通り、アニメ、漫画の考察は群を抜いて興味深く面白いです。その他にもSFの話、映画の話、どれもおもしろいです。

時事の話や未来を読むような先見の明も素晴らしく、緊急事態宣言が最初に出た頃にコロナをいち早く、戦争であるとし少なくとも3,4年はコロナ禍が続くことを予想したし、現在は世の中が漂白されていくホワイト社会・ホワイト革命を提言されています。岡田斗司夫さんを深く知ることで、多くの学びがあるはずです。しかも楽しく。

②切り抜きポイントの宝庫

ひろゆきさんの切り抜きを見る感じだと、リスナーさんからのスパチャに答えるものが多い様に思います。それもそのはずで、ひろゆきさんの放送の8割くらいはリスナーさんの質問に答える形式だからです。それはそれでおもしろくて、ひろゆきさんの見解から学べる部分がたくさんあるので。

それに対して岡田さんは月に1,2度サイコパスの人生相談をしますが、そのほかの放送はアニメの解説などを講義方式で進行するので、トピックが多いです。つまりは切り抜きポイントが多いというわけです。それはひろゆきさんも同様なのですが、岡田さんの場合は単純構造になりにくいんですよね。

それだけではなく、岡田斗司夫ゼミ以外も含めた10年以上の動画のストックがあるのが素晴らしい所です。

岡田斗司夫さんの動画は有料放送部分と切り抜き対象外の指示がある動画以外は切り抜きOKなので、途方もないストック(=宝の山)があるわけです。

③切り抜きだけじゃなく、本家も見たくなる

岡田斗司夫さんだけではなく切り抜きのおもしろい傾向の1つに、本家の元動画よりも切り抜きの方が再生数が多くなる現象が起こるということです。

それだけ今の世の中の人達は短い動画を望むし、ポイントポイントを押さえれば他の部分はいらない(極端にいうと)という考えで動画を求める傾向があるようです。

そうなると切り抜きを見たから本家の岡田ゼミは見なくていいってなりそうです。

しかし、岡田斗司夫さんの真骨頂はやはり岡田斗司夫ゼミを全編通して見てなんぼなんですよね。部分部分を切り取って見てもためになるしおもしろいのですが、岡田さんは全編を通して見る事で理解度が深まるように放送を作っています。

なので、切り抜きで見て満足した人はそれはそれでプラスになるし、切り抜きでさらに知りたくなった人は岡田さんの元動画を見ればさらに満足できるってことです。

岡田さん自身、切り抜きが動画配信のこれからの形であるとおっしゃっているし、ルールを守って切り抜きをどんどんやってくださいともおっしゃっているので、岡田さんは切り抜きがプラスになると考えているのだと思います。

④動画を作りやすい

これ、テロップについてです。
さすが岡田さんクラスの言論人になると経験値が半端ないのでしょう。言葉が聞き取りやすいのです。もちろん、岡田さんはプロなので当たり前と考えますが、プロの中でも聞き取りやすさはトップクラスなんだと思います。
PremiereProを僕は使っているのですが、Premiereさんも聞き取りやすいのでしょうね、自動翻訳が高確率でまともに翻訳してくれます!

これ、かなり大きなことなんですよ。

切り抜きの動画編集においては、切り抜き部分を探すことと、テロップ入れがとにかく時間がかかるのです。なので、テロップづくりの時間が短縮できるのはありがたいのです。

以前に2度程書きましたが、切り抜きの無編集動画が削除されるようになった昨今においては、切り抜き元の人が嫌がろうが、リスナーさんが嫌がろうが、全編テロップ入れは必須となっています。それを踏まえてもテロップを入れやすいのは本当にたすかるのです。
Premiereなどのソフトの自動テキスト化は素晴らしく進歩していますが、それでもまだまだ間違えが多く、直していくのは時間がかかる作業なのです。

⑤動画を見つけやすい

上の話とリンクするのですが、切り抜き動画編集において切り抜きネタを探すのが大変ってパターンもあります。最新のものならば頭に入っているのでなんとでもなるのですが、過去の動画を探したり、関連する動画を探すのは一苦労です。

しかし岡田斗司夫さんは、岡田斗司夫アーカイブというサービスを提供されています。

epbot.site

こちらがそれになります。

有料ではありますが、過去の岡田斗司夫さんの動画を全て見ることができる上に、ワード検索もできるんですよね。例えばジブリとかナウシカって検索すると、関連する動画が出てくるっていう寸法です。

どんな動画を作ろうかな~

って迷うことが多々あるのですが、その日のYahoo!ニュースなんかを見て時事ネタに関するワードを岡田斗司夫アーカイブで検索して動画にするなんてことを何度もやったことがあります。
時事ネタとは全然違うアプローチで話題のワードの動画ができたりして、作っていても楽しかったです。岡田斗司夫さんの切り抜きをする醍醐味ですね!

そうなんですよ、切り抜きって作ってる側もためになるし楽しいんです。

それからどうしても聞き取れなかった言葉があった場合、動画の文字起こしもあるので最高に役立ちます。

 

6.諦めちゃいましたw

岡田斗司夫さんの切り抜きはおもしろい!

と、ここまでさんざんに語ってきたわけですが僕はあきらめざるをえないようです。
理由としてはもう1つやっているまあまあ伸びているピザラジオの切り抜きですら満足にできていないこと、岡田斗司夫さんの切り抜きがあまりにも伸びないこと・・・ですね。

登録者数は13人です。
たくさん再生されたといっても、せいぜい300再生程度。一桁再生も多々あります。
何もしなもてくも再生数が伸びるショートでも1000程度が最高。

さすがに気が滅入りますw

岡田斗司夫さんの切り抜きチャンネルは1000を超えていると思われます。
さらにはトップのチャンネルはかなり好調でゆるがない感じで君臨しています。切り抜きポイントもおもしろいし、作りもよいし、最新のものもしっかりと網羅されています。隙が無いとはこのことで、岡田斗司夫切り抜きはもう満たされてるってもおもうんですね。

さらにはここにきて無編集動画問題が起こりました。

これは前もって予想していたものではあるのですが、自分の動画を振り返って無編集にあたらないようにするためにはどうすれば良いか・・・と考えた時に、もっと工夫が欲しいとなりました。

そこで導入したのがオープニング代わりのダイジェストでした。

ダイジェストなので2,3分の動画に付けるのは滑稽です。最低でも5分以上、理想は10分以上の動画につけるべきっていうのが僕の考えです。それでもかなりの時間を要しました。さすがに収益化できそうもないのに動画編集に5時間、8時間と使うのは・・・となったわけです。

この記事の内容にそぐわないのですが、僕の体調の悪化も原因の1つです。6月は休もうって思っていたのに、7月、8月と体調が悪化してるのでその辺が大きいですね。

色々な問題が解決しピザラジオの方が軌道にのったらまたやるかもしれません。なので、2か月空こうが、4か月空こうが時折動画をアップしたいとは思っています。

さてさて、最後に岡田斗司夫ゼミの切り抜きチャンネルには再生回数0の動画が存在していますw

これがいつ再生されるのか、いつまで0のままなのか、個人的には見ものだったりするっていうことを残してブログを締めたいと思います。

今回も長文を読んでいただきありがとうございました。